実家に寄った先日、自分の部屋の本棚から見つけた一冊。
菊間潤吾氏の「マカオ歴史散歩」。
とにかく写真が美しい。
マカオのまちを知りたくて、購入した本。
この本でマカオのまちの勉強をして
その後、マカオに2年弱住んだ。
もう10年前になる・・・・!ちょっとびっくり。
あの数年は、ずっと、私にとってどこか非現実的だった。
まず、なんといってもカジノの街。
生活圏の中にはカジノがあふれていて
毎晩、ギラギラしたネオンが賑やかで煌びやかで。
街全体がいつも浮かれているような感じだった。
そしてそんなにぎにぎしい夜が明けると
途端に、なんとものんびりとした街並みに戻る。
ポルトガル色あふれるけれども、ベースは中華。
どうにも不思議なバランスで成り立っている街、マカオ。
香港のおまけ的に考えられがちだが、
でもマカオには香港にはない魅力があって。
好きだったな。
住むのはちょっと大変なこともあったけど(笑)
数年ぶりにこの本を開いていたら
あの、「非日常的な」日常の日々を思い出した。
またマカオ、遊びに行きたい。
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