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ベトナム・ホイアンのホテル「Pink Tulip Hoi An」に滞在してみた。

初めてのベトナム旅行で訪れた、世界遺産の街ホイアン。

そこでの滞在先に選んだのが、ホイアンの街から少し離れた場所のホテル「ピンクチューリップホイアン」だった。

ホテル予約サイトでの口コミがすごく良く、旅行前から本当に楽しみにしていた。

実はこのホテルでの滞在を旅行のメインにしていたくらい。

 

街の中心地から街並みを眺めつつ、約1時間かけて到着したのが14時過ぎ。

ホテルの入り口。「Pink Tulip」の看板の文字もピンク!

整えられたエントランスの小径を歩きながら開放的なロビーに到着。

ホテルというよりは、家族経営のペンション、といった感じが近いかもしれない。

オーナーらしき方がチェックイン手続きの対応をしてくださる。ホテルの口コミでは「フレンドリーなオーナーさん」とあった気がするが、ちょっと違う印象。

ホテルの一通りの説明をしていただき、部屋に案内される。

部屋のドアを開けて、思わず声を上げてしまった。

 

とても素敵。これは、サイトの画像通り。部屋の広さや清潔さなど、ホテルでの快適さはすごく大事。本当に素敵で、1時間の道のり疲れも飛んでいった。

 

部屋は広く、とても快適。

インテリアもシンプルだがエスニック調なエッセンスも散りばめられていて、特に女性受けする感じかもしれない。

 

ただ、このホテルの唯一の欠点と捉えていた、立地。

旧市街、すなわちホイアンの街の中心地までの距離がかなりあることは、もちろん承知していた。

街の中心地から徒歩だと1時間、自転車だと10分。

だが、ホテルにはレンタサイクルのサービスもあるとあったため滞在時の移動は自転車で、と思っていた。

しかし。

この唯一の欠点、と思えたホテルの立地条件はかなり大きな欠点だった、と、滞在中に思い知るのだった。

ホイアンの街を充分に楽しむには、夜の街歩きが欠かせない。

日が暮れて、美しくライトアップされた旧市街の街並みをそぞろ歩くことは、日中の街歩きとはまた違う、格別の味わい。

でも私は、慣れないレンタサイクルの運転と、ベトナムのバイクと車優先の交通マナーが怖すぎて、夕方にはホテルの部屋に戻っていた。

つまり、ホイアンの夜の街歩きは一度も体験できぬまま、この旅を終えてしまったのだ。これは本当に心残りだ。

でもそれくらい、ベトナムの交通事情に慣れることは難しかったし、ホテルの距離は遠すぎた。

 

そして私は誓った。

次回、ホイアンを訪れる際には絶対に旧市街まで徒歩圏内で行けるホテルを選ぼう、と。

 

ベランダからも見えたジャックフルーツ。朝食のフルーツサラダにもお目見えしていた。

 

私の体験からアドバイスをば。

ホイアンの滞在先を選ぶならば、まず一番の目的を決めること。

ホイアンの街歩きを楽しむことを一番にするなら、ホイアンの旧市街など、街の中心近くでホテルを選ぶべし。

もしあなたが、ホテルでの滞在をのんびり楽しむことを一番にするならば、選択肢の一つにしてほしい「ピンクチューリップホイアン」。

きっと、ベトナムの、のんびりとした暮らしの空気の中で滞在できるはずだ。

 

にな
旅好きライター
一人旅が好きな変人です。
自分と同じように、一人旅を愛するひとのお役に立てるブログを目指しています。
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