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ソロクルーズ旅の気になる日常<食事編>

クルーズの日常って、いったいどんな感じなのろう?
初のクルーズ旅行(しかも一人参加!)を予約した、全てが未知の領域、でした。

食事ってどんなくるの?」「退屈ならない?」「毎日過ごすの?」
まして、一人で浮かないだろうか・・・・?←実は、これが最も気になっていた点でした。

もしかすると、私のようにソロクルーズに興味はあるが、一人でクルーズ旅の日常は乗り切れるのだろうか、、と参加をためらっている方がこの記事を読んでくださっているかもしれません。

実際体験した“ソロクルーズ旅リアル暮らし”を、食事・アクティビティ・自由時間分けお伝えます。今回は食事編です。

ソロクルーズ検討している方や、クルーズ旅が初めてのの参考になれれば嬉しいです。

目次

🚢 船内の食事ってどんな感じ?

初めての船旅を前に、私が一番気になっていたのが“船内での食事”でした。私のみならず、「クルーズ旅行ではやっぱり“食”が気になる!」という方は多いのではないでしょうか?

今回は、クルーズ船内での「メインダイニング」と「ビュッフェ」の体験談を、ちょっと切ない出来事も交えつつお届けします。ちなみに、利用したのはすべて無料レストランです。

🍷【メインダイニング】予約なしでOK!落ち着いたコース料理が楽しめる

船内には、予約不要で利用できる無料のメインダイニングがあります。

MSCベリッシマの船内には、予約不要で利用できるメインダイニングが4つあって、コース料理を提供してくれます。いずれも無料で、どのレストランも提供されるメニューは同じです。

  • ライトハウス(Lighthouse)
  • ポジドニア(Posidonia)

  • イル・チリエッジョ(Il Ciliegio)

  • ル・セリジエ(Le Cerisier)

レストランはお部屋ごとに指定されているため、メインダイニングで食事をする場合には、4つのうちのどれかを固定で利用することになります。

私は今回、ル・セリジエの指定でした(クルーズカードに書かれています)。

夕食の利用時間帯も、レストランと同様に固定されています。
これは、ツアー予約時に1回目(アーリー・ダイニング)、2回目(レイト・ダイニング)とで希望を伝えておくことにより、決まります。
私は予約の際に遅い方の、2回目を選択していました。指定されているメインダイニングによって、ディナーの開始時間は少しずつ異なりますが、私が指定されたディナーの時間は19:45でした。結論ですが、この時間、私にはちょうどよかったです。
ちなみにこの時間の詳細についても、クルーズカードを受け取ってはじめて分かります。

毎日変わるディナーのメニューは、アプリの「MSC for Me」でチェックできます。私も毎回チェックして、レストランに出かける前にある程度何をオーダーしようか、決めていたりしました笑

さあ、クルーズ初日、最初のディナー。指定されている時刻19:45ぴったり、少し緊張気味ながらもレストランに到着。エントランスには、スタッフが数名(7、8名)整列してお迎えしてくれます。そのスタッフの一人に自分のシート番号を伝えたら席まで案内してくれます。

ここでちょっと切ないことが起こったのです。
一人参加の私が通された席は、端っこ。本当に端っこの二人席。右は壁、向かいも壁。何だか、本当に壁に向かって食事する、って感じ。どうにも、隅っこに追いやられてる感が否めない。。。

壁が迫る右とは反対の左側は、お隣の席がある。が、この席には誰もいない。その先のお隣にはご夫婦が座ってドリンクをオーダーしているところだった。テーブルを一つ越えて、ご夫婦に声を掛ける勇気は出なかった・・・。この時に声を掛けなかったことを、後々に悔やむことをその時の私は知らなかったのです・・・・

周りは賑やかなレストランの中で、ただ一人、食事をする時間。何とも所在なげな、ちょっと(いや、かなり)しんどい時間でした。

もちろん、一人旅が好きで選んだ旅。でも、やっぱり「ひとりでいること」と「大勢の中の孤独」は全然違う。
レストランでのディナータイムは、一人参加でも少し頑張って、交流の時間、としても良いかもしれない。というか、それを積極的にお勧めしたい。私の反省を踏まえてのアドバイスです。

次に同じような機会があったら、思いきって近くの席の方に、少し声を張って「どちらからいらしたのですか?」って声を掛けてみたい。
そんなささやかな目標が、次の旅への小さなモチベーションになりました。

反省点はあったものの、料理は、前菜を2つ、メイン、そしてデザートとをオーダーして、美味しくいただきました。
ただ、デザートをサーブしていただく頃は、レストランをクローズする準備に入ったのか、スタッフの方々の急く雰囲気にちょっと焦りながら食事を終えました。こういうのってなんとなく感じ取ってしまいますね。

メインダイニングについての結論
少し特別感があるディナーを楽しめます。特に、ドレスコードが設定されている日のディナーでは、多くの方が思い思いにテーマに沿ったドレスアップをされていて、それを見るだけでもワクワクします。
ただ、私のように一人参加の場合、積極的に周りの方とのコミュニケーションを取ったりしないと、少し寂しい時間を過ごすことになるかもしれません。
お料理のクオリティも、後述するビュッフェレストランとそんなに変わらないと感じたので、そんな孤独感や窮屈感が嫌だな、と思うなら、ビュッフェでお食事を楽しむのも大いにあり!です。

ちなみに、メインダイニングではディナーしか利用しなかったのですが、朝食・昼食の提供もあります。朝食・昼食については、

🍽【ビュッフェレストラン】気軽さと自由さが魅力!ひとりでものびのび

一方で、もうひとつの食事スポットがビュッフェレストラン

こちらは、時間内であれば自由に出入りでき、ドレスコードもなし。
朝から晩までオープンしていることも多く、食事のタイミングが自分で選べるのが大きな魅力です。

料理の内容はといえば、大きく変わることはないですが、サラダ類、チーズ・ハムなどの冷菜、ピザ、パン類、メイン料理、フルーツ類、デザートのスイーツと、一通り揃っています。もちろん、メイン料理やサラダの内容が日によって少しずつアレンジされていますし、朝食・昼食・夕食それぞれの時間帯で、並ぶ料理のバランスも変化があります。

例えば、朝食では、フルーツジュースが並び、数種類のフルーツの隣には、ヨーグルトもいくつかあります。

ランチタイムでは、焼きたてピザがメイン、という印象。あと、セルフでハンバーガーやホットドッグを作るコーナーもあります。もちろん、それだけでなく、メインとなる料理もビーフ、ポーク、チキンと揃っています。

ディナータイムももちろん、軽食からメイン料理までずらりと並んで、楽しいです。ディナーはスイーツコーナーが若干種類が増える印象でした。これはとても嬉しい!

ここ、ビュッフェレストランでは、メインダイニングの切ない思いもせず、一人でも気楽に過ごせます。このレストランはとても広いので、席につく前にぐるりとフロアを一周して必ず窓際の席を選んでいました。
航海中の海原を窓越しに眺めながら(ディナータイムは真っ暗ですが)、自分のペースでゆっくりいただく、食事時間を過ごすことが大好きでした。

あと、こちらのダイニングは、ランチタイムが終わっても、途切れずティータイムになって、コーヒーと一緒にスイーツを堪能することもできます。クルーズ中は、たいていの時間帯で食事を提供してくれるため、いつも何かしら食べることができます。だから乗船中にお腹を空っぽにすること自体がとっても難しかったです。贅沢な悩みですね。

ビュッフェレストランについての結論。メインダイニングのような特別感や豪華さはありませんが、カジュアルなディナーを楽しめます。

📝【まとめ】クルーズの食事はおおむね満足。でも“ひとり旅”ならではの工夫も必要かも

クルーズ旅の食事について、初めての体験をもとにリアルにお伝えしてみました。

結論としては、一人旅の場合はちょっとした心構えが必要だと感じました。

レストランでの席の配置、周囲との距離感、ちょっとした言葉の交わし方——。
それだけで、旅の味わいがまったく変わってくるんだなと、身をもって体験しました。

次のクルーズでは、食事の時間も“誰かとのさりげない交流”を楽しめるような、ちょっと勇気ある自分でいたい。
そんな、また一歩、旅の楽しみ方への課題を見つけた、そんな体験でした。

ビュッフェレストランでのランチ。数種類のピザが並んで楽しい!

“ソロクルーズ旅リアル暮らし”、次回はアクティビティ・自由時間についてお伝えます。

にな
旅好きライター
一人旅が好きな変人です。
自分と同じように、一人旅を愛するひとのお役に立てるブログを目指しています。
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